京都コンパクト住宅 

「広さ」ではなく「質」で暮らしを満たす──
そんな発想から生まれた、心地よさを極めたコンパクト住宅が完成しました。

自然素材のあたたかみ、空間の抜け感、洗練されたデザイン。
限られた面積のなかに、暮らしの美学がぎゅっと詰まった一邸です。


吹き抜けが叶える、開放感と自然光の恩恵

コンパクトな家だからこそ、「縦の空間」を活かした吹き抜けが大きな役割を果たします。
高窓から降りそそぐやわらかな光が、空間全体に広がり、想像以上の開放感を演出。

窓を開ければ、風が抜け、空気が巡り、家そのものが呼吸するよう。
小さな家にこそ似合う、静かでのびやかな暮らしが広がります。


美しいアイアン階段が、空間を引き締める

アイアンのストリップ階段は、視界を遮らずに空間を軽やかに見せてくれます。
木と鉄、やわらかさとクールさ──異素材が奏でるコントラストが、シンプルな空間に深みを与えます。

家具のように愛せる階段は、住まいの主役にもなりえる存在です。


無垢材の床がつくる、くつろぎの足元

床には厳選された無垢材を使用。
コンパクトな空間でも、床の質感ひとつで暮らしの豊かさは大きく変わります。

素足で歩けば、木のぬくもりとほのかな香りが心をほぐし、
「帰ってきた」と感じられる安心感を与えてくれるのです。


手仕事の塗り壁がもたらす、静かな美しさ

室内の壁はすべて左官職人による塗り壁仕上げ。
光と影をやさしく映し出し、まるで美術館のような静謐な雰囲気に包まれます。

呼吸する壁が室内の湿度を調整し、四季を通して心地よく過ごせるのも、自然素材ならではの魅力。


コンパクトだからこそ、質の高い暮らしを

「家は大きくなくてもいい。だけど、心からくつろげる空間にしたい」
そんな思いに応えるため、スペースのひとつひとつを丁寧に設計しました。

暮らしに必要なものだけを、美しく整えたこの家は、
“狭さを感じないコンパクト住宅”の理想形ともいえるでしょう。


小さく、美しく、心地よく。

この家には、派手な装飾も奇抜な間取りもありません。
けれど、毎日をていねいに、静かに、心地よく暮らすためのエッセンスが詰まっています。

暮らしに本当に必要なものを見極めた人のための、
「質」にこだわる、上質なコンパクト住宅です。