風紋の家(ふうもんのいえ) ― 風が抜け、光と影が美しく揺らぐ空間を連想させます。






【京都の暮らしに、やさしい光を】中庭とタタミのある開放的な住まい
京都の落ち着いた町並みに、そっと寄り添うように建てられたこの2階建ての住まい。
どこか懐かしく、けれど確かな新しさを感じさせる佇まいは、自然素材のあたたかさと設計の工夫から生まれています。
■ LDKに広がる“中庭”という贅沢
この家の一番の見どころは、リビング・ダイニングと一体になった中庭のある暮らし。
外と内がつながるように設けられた中庭は、どの季節にも美しい表情を見せてくれます。
視線が奥へと抜けることで、実際の面積以上の開放感が生まれ、家全体がゆったりとした空気に包まれます。
お天気のいい日は窓を開け放ち、光と風を存分に楽しむことができます。
■ タタミコーナーで“和のぬくもり”を
LDKの一角に設けた小上がりのタタミコーナーは、家族のさまざまな時間をやさしく受けとめてくれる場所。
お昼寝や読書、ちょっとした来客時にもぴったりで、フローリングとは違う「やわらかな床の感触」に自然と心がほぐれます。
現代の暮らしの中に、そっと「和の文化」を残したいという思いが詰まっています。
■ 木製の桟がある窓で“京都らしさ”を
窓には丁寧に組まれた**木製の桟(さん)**を採用。
柔らかく差し込む自然光を細かく分けながら、室内にあたたかな陰影をもたらします。
外観にも、京都の町家を思わせる落ち着いた和の雰囲気が漂い、周囲の景観にもやさしく溶け込みます。
■ 暮らしをちょうどよく、美しく
この家は、大きすぎず、小さすぎない、「ちょうどいいサイズ」の住まい。
吹き抜けや中庭、タタミといった“ゆとり”の工夫を随所に散りばめ、コンパクトながらも奥行きのある暮らしを叶えました。
京都という土地に寄り添いながら、心地よさと機能美を両立したこの住まい。
ぜひ一度、あなたもその空間に足を踏み入れてみてください。